【キューバ】キューバ旅行の通貨・クレジットカード事情|換金方法と現地で困らないための裏技
カリブ海に浮かぶ島国、キューバ。
キューバと聞いて皆さんはまず何を思い浮かべるでしょうか?野球、カストロ政権、そしてクラシックカー。
大半の日本人にとっては、名前は聞いたことはあっても、あまりなじみのない国だと思います。
そこで実際に現地を訪れた、Groove冒険家のZin “Atrevido” Hitoshiの 2023年1月の旅行と、
友人の石井いずみさんが2023年8月に行った旅行の2つのエピソード交えて、今の情報をお届けしたいと思います。
※2023年に当社イオタビで、キューバに関する実体験をもとに掲載した記事です。
2026年に再編集し、読みやすさを整えています。
コロナ禍以降、キューバ国内は大きく変動しました。
特に二重通貨の廃止とハイパーインフレが国内外で注目を集めています。
物価が3年前の10倍。
給料は上がったものの、急速な物価上昇に追いついておらず、
国内では物資の不足と闇市場の拡大が深刻な問題となっています。
現在のキューバは日々物価や情報が変動し続けていると言っても過言ではありません。
長くなりますが、とても有益な情報ですので、これからキューバ渡航を考えてる人のバイブルになると信じて!

グアンタナモの中心広場
相当詳しく書いてあるので、こちらの記事が皆さんのキューバ旅行のバイブルになり得ると思います!
では石井さん、どうぞよろしくお願いします!
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【キューバ】物価10倍の衝撃!二重通貨CUC(兌換ペソ)廃止とハイパーインフレのキューバで起きていること | リズム音楽世界旅紀行
2023年の夏、7月30日から8月17日の間、
僕はキューバを訪れました。
訪れた都市は
- La Habana(ハバナ)
- Santiago de Cuba(サンティアゴ・デ・クーバ)
- Guantánamo(グアンタナモ)
- Camagüey(カマグウェイ)
- Trinidad(トリニダード)
- Viñales(ビニャーレス) の6都市です。
この旅の中で「キューバを訪れる前に知っておくと便利だったこと」がいくつかありましたので、
今回はそれについて書いていきたいと思います!
1. 通貨について
現在のキューバでは、二重通貨制が廃止され、主流の通貨はキューバペソです。
僕が訪れた時期の為替レートは、1ドル=225〜240CUC(キューバペソ)ほどでした。
ただし、場所や時期によって細かく変動するため、換金を検討する際にはその点を考慮するといいと思います。
ハバナで出会ったキューバ人は、4日ごとに価格が変動すると教えてくれました。
換金方法について
僕の知っている範囲では、キューバでは、大まかに2つの換金方法があります。
一つは政府が運営する正規の換金所であるCADECA(カデカ)を利用する方法です。
CADECA(カデカ)は政府が管理しているため、大きな都市の中心地であれば比較的見つけやすいところにあります。
もう一つは、民間セクターの、俗に言う「闇換金」と呼ばれる方法です。
闇換金は知り合いを通じて依頼することが一般的です。
僕の場合は、前回の1月度の記事を書いたZinさんの知り合いや、宿の人の友人や家族にお願いしました。
基本的には、闇換金をお勧めします!
もちろんキューバ政府が公に認めているかどうかは定かではありませんが、CADECA(カデカ)と闇換金ではレートが1.5〜2倍近く変わります。
そのため、CADECA(カデカ)で換金するとキューバでの滞在費が倍近くになる可能性があるのです。

CADECA: 1ドル=160ペソ
闇換金: 1ドル=220〜230ペソ
到着したら、まず宿の人に相談してみることをお勧めします。
キューバに着いた7月30日に知り合い伝いの闇換金で変えてもらいました。その時は1ドル=225ペソでした。
ハバナの街中では1ドル=240ペソで換金すると声をかけてくる人もいました。
このように人や場所によって多少変わります。
〈換金の注意点〉

1. ユーロよりドルを持っていくべき!
キューバでは不思議なことに、1ドル=1ユーロという取り扱いになります。
これは、数年前にキューバ国民専用のMLC(現地仮想通貨)が導入され、そのシステムが1ドル=1ユーロ=1MLC(後述)のためです。
2. ドルやユーロを持っていった場合は、全てペソに換金しないこと!
闇換金できるタイミングは限られていますし、滞在中にはペソが必要になることもあります。
街角で物を買ったたり、レストランで食事をしたりする場合はペソ払いがほとんどです。
しかし・・・
今のキューバでは前述のMLCという現地仮想通貨が、物を調達する際に使用される主流通貨の一つになっており、
この通貨の需要がとても高まっています。
MLCはキューバペソでは手に入れることができず、現金のドルやユーロでしか入手できません。
そのため、今のキューバでは現金のドルやユーロに対する需要が高くなっており、ペソでの支払いを受け付けてくれない場合も多々あります。
もし全てペソにしてしまった場合、ペソをドルやユーロに換金し直すのはとても難しい上に、ドル・ユーロ払いを求められた時に支払えなくなります。
つまり、全てペソにするのはとてもリスクが高いです!!!!
特に交通手段や宿泊施設(Casa Particular)は、国が重要な外貨(現金のユーロ、ドルなど)のみを受け付けることがほとんどです
交渉や相手の寛容さによっては、ペソ払いを受け付けてくれることもありますが、運に左右されることもありますので注意が必要です。

カマグェイでの夕飯。こうしたローカルなお店での会計はキューバペソが必要。

カマグェイでのチーズピザ。キューバでのファーストフードといえばピザ。
折りたたんで提供されるのが一般的。もちろん支払いはキューバペソ。
2. カードについて
いろいろな記事に書かれているかと思いますが、キューバでは、アメリカ系のカードは基本的に使用できません。
加えて、アメリカの経済制裁の影響で、アメリカの金融機関や企業と商取引のあるそれ以外の国の企業のクレジットカードも使えません!
これがキューバ旅のややこしいところですね。
特に三菱や三井など、日本の金融機関の発行しているクレジットカード、デビットカードは軒並み使用できないと思っていいでしょう。
楽天カードは使える場面がありました。
EPOSカードは使用できる場合もあるようですが、僕は所持していなかったので定かではありません。

サンクティ・スピリトゥス-トリニダー間のローカルバス。2時間で12キューバペソ。

トリニダーの海岸まで連れて行ってくれる観光客用バス。
このような、見るからに観光客向けのバスのチケットなどは、カード払いが可能だったりもする。
カード払いのみ!?商店Panamericana(パナメリカーナ)について
キューバにはPanamericana(パナメリカーナ)という商店が所々にあります。
ここはカード払いしか受け付けません!!
旅行者はこのお店に度々お世話になります。

物資不足に悩んでいる現在のキューバですが、panamericana(パナメリカーナ)にはものが潤沢にあります。
というのも、この店が先ほど言ったMLC(現地仮想通貨)でしか払えない店だからです。
卵や肉、野菜などは置いてませんが、洗剤やシャンプー、飲み物といった生活用品は潤沢です。
特に日本人旅行者は、飲み水の調達に困ることがあります。キューバでは水道水を煮沸して飲む習慣があり、ペットボトルの水を購入する機会がほとんどありません。
外国人がこの水を飲むと、お腹を下すケースがあります。なのでペットボトルの水を探す必要があるのですが、街角で見つからないケースがあります。
特に大きな都市以外では、相当難しいです。僕はグアンタナモで1時間水を探すのに苦労しました(笑)
そこでPanamericana(パナメリカーナ)という店の話になるのですが、ここにはかなり高い確率で水が置いてあります。郊外の街でも割と見かけることがありますが、カードしか受け付けてくれません。
万が一の時に使える店なので、キューバで利用可能なカードを事前に調べて、持っていくことを強くお勧めします。
〈カードの注意点〉
クレジットカードは使えても、デビットカードは使えない場合や、
その逆の場合もあるので、
両方のカードを持っていると安心ですよ!

ビニャーレスの民泊(Casa Particular)。
ここの支払いは交渉してキューバペソにしてもらったが、現金のドルやユーロ以外受け付けない場合ももちろんあるので注意。
3. MLC(仮想通貨)について
MLCは仮想通貨です。→紙幣はありません。
二重通貨制を廃止したキューバですが、やはり外貨と対価になりうる通貨が必要とのことで近年導入されたのがこのMLC(Moneda Libremente Convertible)です。
キューバの人々はMLCを手に入れるためのクレジットカードのようなものをだいたい持っています。
そのカードと一緒にドルやユーロを銀行のATMに入れることでMLCを手に入れます。
外国人観光客にはあまり関わりのない通貨ですが、概念としてここに書いておきます。
[最後にキューバ滞在の記録]
僕は19日間の滞在で、お土産を買ったりしたのも込みでトータル700ドルくらい使いました。
以上が僕のキューバ旅行に関する「訪れる前に知っておくと便利だったこと」でした。
次回はキューバでの移動手段と通信方法をお届けしますので、ぜひブログをチェックしてください!
皆さまの素敵な旅行を応援しています。
それではまた!

ハバナの夕日
神奈川県で育つ。2015年の大学入学を契機に年に1〜2度ヨーロッパや中東への短期旅を度々行う。
2020年に決行した南米旅がパンデミックにより中断され、日本に帰国するも、2023年にふと赴いたメキシコで南米バックパッキングのリベンジを決意。
メキシコ – キューバ – コロンビア – ペルーを訪れる。
