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おとと、たびと、しごと

皆さん、こんにちは。Groove冒険家のZin “Atrevido” Hitoshiです。

2023年1月、ついに僕は大好きなキューバに行くことができました!

 

コロナ禍以降、キューバ国内は大きく変動しました。

特に二重通貨の廃止ハイパーインフレがキューバ内外で注目を集めています。

物価が3年前の10倍

給料は上がったものの、急速な物価上昇に追いついておらず、

国内では物資の不足と闇市場の拡大が深刻な問題となっています。

 

現在のキューバは日々物価や情報が変動し続けていると言っても過言ではありません。

今回の記事では、

僕が2023年1月に行った旅行と、

友人の石井いずみさんが2023年8月に行った旅行2つのエピソードを前後編に分けてお届けします。

【キューバ】キューバ旅行の通貨・クレジットカード事情|換金方法と現地で困らないための裏技

 

驚くべきは上記の8か月間での物価の差!

長くなりますが、とても有益な情報ですので、これからキューバ渡航を考えてる人のバイブルになると信じています!

※2023年に当社イオタビで、キューバに関する実体験をもとに掲載した記事です。

2026年に再編集し、読みやすさを整えています。


20231月度情報 筆者:Zin Atrevido Hitoshi

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物価は3年前の10倍に!コロナ禍と二重通貨の廃止が大きな影響を与え、第二キューバ危機に。

今回僕が渡航した際、キューバは大変な状態でした。

一言でいえば、物価が3年前の約10倍に跳ね上がっていました。

この変動には2つの大きな要因があると思います。

まず1つ目は、コロナウイルスの影響ですね。社会主義国のため、外出コントロールが厳しく、多くのレストランなどが閉店してしまったようです。

それは日本も同じでしたが、もっと大きく影響が出たと考えると分かりやすいと思います。

僕が大好きなSon(ソン)の生演奏が聴けるレストランも閉まってしまいました(涙)

 

そして2つ目が、二重通貨の廃止です。二重通貨制度は1994年から導入されており、兼ねてからキューバは外国人用通貨CUCと、国民用通貨キューバンペソ(以下ペソ)という2つの通貨がありました。

 

a.
b.

 

ここ、覚えておいてくださいね。
2018年の為替レートは 1USドル=1CUC=25ペソ でした。
  • ビールの値段は大体 1CUC、25ペソ
  • キューバンコーヒーは1ペソ
  • 100%オレンジジュースは5ペソ
  • サンドイッチは30ペソ
  • 生ハムピザは50ペソ
  • 現地食堂の定食は70~80ペソ

 

しかし、コロナ禍の影響や、まどろっこしい!という話もあって、二重通貨制度の廃止が2021年1月に決定されました。

これにより、対1USドル通貨のCUCは廃止され、国内通貨であるペソのみが使用されるようになりました。

銀行での換金も可能だったようです。

 

しかし・・・

この変化と同時に・・・

大規模なインフレが発生しました。

物価が急激に上昇し、瞬時に5倍に跳ね上がったのです!!

国民の平均給与も4倍に増えましたが、物価上昇に追いつくことはできませんでした。

 

この状況下で、物資の不足による闇市場が形成され、物価は更に高騰しました。

2023年1月現在では約10倍になってしまっています。

物価が約10倍になると・・・
  • ビールは200ペソ
  • キューバンコーヒーは10ペソ
  • 100%オレンジジュースはそもそも見つからない
  • パンバゲットは400ペソ
  • ピザは800ペソ
  • 現地食堂の定食は700~1200ペソ

 

でした。恐ろしや!

 

 

社会主義国の特徴として、給料はほぼ平等に支給されます

貧富の差が少ない社会、平等の国、それは理想的な姿ですね。

 

しかし、キューバでは1人あたりの平均給料が4,000ペソと聞いたらどうでしょうか?

平等に与えてる金額が低すぎで、この給料では、月給で定食を5回食べることもできません。

例えば日本の平均月収が36万だとして換算すると、定食が1回8万円ほどです。生きていけない…。

 

外国人旅行者にとっては価格がそれほど変わらず、旅行可能なジレンマ

物価がとても高くてキューバに旅行には行けない!

上記までの記事を読むと、そう思うでしょう。

それがまた謎のスパイラルを生みます。

外国人にとってはさほど消費金額が変わっていないんです。

 

冒頭に記した、二重通貨の頃は1USドルが25ペソでしたよね。

これです。ドーン!!

 

一番下の欄がUSドルです。

1USドルが25ペソの時代からレートが変化して、今では110ペソの購入が可能です。

4.5倍に上昇しています。(下がってますの方が正しいのでしょうか)

さらに驚くべきことに、

闇換金では1ドル=165ペソ

という高いレートで取引されています。

上記の写真はCADECA(カデカ)という政府がやっている換金所です。

 

僕は幸運にも、滞在中に信頼できるファミリーの協力で、闇換金に最初から漕ぎつけました。

スペイン語が多少話せるなら、宿の人に頼めばこれに近いレートで換金してくれると思います。

町中でも1ドル=150ペソという取引を持ちかけられたこともありました。

 

考えを戻してみると、以前はビールが1ドル=25ペソでしたが、今は200ペソ。約1.2ドル相当です。

まぁ少し高くなっていると感じるかもしれませんが、闇換金で両替した外国人にとっては母国での価格とほぼ同じです!

このように、現地の高額な物価に直面するかと思いきや、実際には旅行の消費金額がほとんど変わらないという現象が生じています。

一方で、現地のキューバ人にとっては深刻なハイパーインフレですので、本当にジレンマの連続です。

左の写真、チョコミルクシェークは100ペソ。85円くらい。
右の写真はモヒートで有名なBarレストラン、「La Bodeguita del medio」。

 


いい雰囲気のBarで昼間っからモヒートを作ってもらう。

これが確か300~400ペソでした。300円と思えば本当に外国人には安い…。

 

キューバ現地でATMは使わずに、出発する空港で事前に換金を!

今回の旅ではATMを使う機会がありませんでした。

驚くことなかれ。ネットで為替レートを調べると世界中で1ドルは25ペソなのです。

 

現在の日本の価格で考えると140円=25ペソですね。(2023年1月現在)

しかし、現地の闇換金なら140円=165ペソにもなります…恐ろしいですよね。

 

観光客の中にはATMを使用している人も見かけました。

国営の換金所であるカデカと同じ140円=110ペソのレートで取引してくれる可能性もありますが、

もし1ドル=25ペソのレートだったら大きな損失になります。大きすぎる賭け…。

世界の情報通り140円=25ペソなら、6.6倍の差があることになりますからね。

 

そのため僕は、キューバでお世話になったファミリーからのアドバイスに従い、

すべての通貨を「出国する空港(僕の場合はメキシコシティー)」でドルとユーロに換金し、キューバに持っていきました。

 

資源不足の実情

ある日のレストランでのできごと。

頼んだ食事が多かったので、残りをお持ち帰りお願いしたのですが、しっかりプラ容器代とビニール袋代が取られていました。

それもそのはず、本当にキューバは資源不足でヤバイんです。

 

以前訪れた際、缶ビール一つを見つけるのに30分も掛かりました。その昔ですが友人が電池を探しに行った際にも2日間も探し回ったと聞いたことがあります。

だからこそ、お持ち帰りパックには追加料金がかかるのです。

 

ビックリしたのはピザ屋でピザ頼んだ箱も有料でした。ピザは箱に入るのが普通なのに~!なんて思ってはいけませんね(苦笑)

資源が本当に不足している」という現実をしっかり噛みしめなければなりません。

ちなみに、食べ終わって油の染みたたピザの箱すら誰かが買い取る場所もあるそうです。ほんと、資源不足が深刻すぎます…。

 

いかがでしたか

2023年1月現在の、物価の急激な変化や闇市場でのレート、外国人にとっての価格感覚など、キューバでのリアル肌感をZinがお伝えしました。

ここからは私の友人、石井いずみさんの2023年8月 の記事となります。

相当詳しく書いてあるので、きっと皆さんのキューバ旅行のバイブルになり得ると思います!

では石井さん、次回どうぞよろしくお願いします!

 

ライター Zin ” Atrevido” Hitoshi

神奈川県横須賀市育ち。ドラマー,パーカショニスト。

2007年より海外への音楽修業の旅を敢行。
ブラックミュージックに傾向し、リズムのルーツを探るべく、アメリカ(ニューヨーク,ニューオリンズ)→ブラジル→ガーナ→ケニア→コンゴ→ジャマイカ→キューバへ渡航。
リズムの感じ方や考え方捉え方がまるで違う事を実体験。

横須賀市久里浜でRAGドラムスクールを主催。
YAMAHA Popular Music School講師として、14年の講師活動。ドラムプロショップGATEWAYにてキッズスクール講師として10年の指導活動。

2017年に行ったキューバにてカリビアンミュージックの洗礼を受け、2018年よりメキシコへの移住を決意。

国内の仕事をすべて投げ出し(笑)、ラテンミュージックの真髄を極めるべく、いざメキシコへ!

 

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