【天空橋駅】空と海が織りなす、変化と不変のコントラスト
東京モノレールに揺られ、窓の外を眺めていると、日常から切り離されたような非現実的な感覚に包まれる。
特に「整備場」駅を過ぎ、地下へと潜ると、外の景色は見えなくなり、時間の流れすら忘れてしまいそうになる。
しかし、「天空橋駅」に降り立った瞬間、その感覚は一変する
羽田イノベーションシティとの接続
羽田空港の沖合展開と再拡張事業により生まれた羽田イノベーションシティ。
天空橋駅は、この未来都市とも呼ぶべき複合施設と直結している。
洗練されたオフィスビル、ホテル、商業施設、そして大規模なライブハウスZepp Haneda など、
近代的な建物が立ち並ぶ光景は、まさに未来都市そのもの。
駅の手前には「旧三町顕彰の碑」があり、
羽田空港開港以前のこの地に栄えていた3つの町の歴史を物語っている。
新たな時代の象徴
近年、羽田空港の国際化に伴い、この周辺は大きく変貌を遂げた。
特に羽田イノベーションシティという巨大な複合施設の誕生は、
天空橋駅周辺の風景を一変させるものとなった。
新たな時代を迎えていることを肌で感じられるのだ。
古き良き文化との共存
しかし、この近代的な街のすぐ隣には、古くから人々に親しまれてきた穴守稲荷神社が鎮座している。
また、かつて多摩川の最河口として栄えた漁師町の名残も色濃く残っており、
どこか下町的な風情も感じられる。
最先端の文化と伝統的な文化が共存する、独特な雰囲気を持つ街なのである。
変化と不変のコントラスト
天空橋駅周辺は、日々変化し、常に新しい物語が生まれ続けている。
しかし、その一方で、古くから変わらない風景も存在している。
近代的な建物と伝統的な神社、新しい文化と古い文化が混ざり合うコントラストこそが、
この街の最大の魅力と言えるであろう。
これからもずっとこのコントラストを見続けていきたい。
そんな街歩きの楽しさを堪能できる、「天空橋駅」。
ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してみてほしい。
羽田イノベーションシティ内で、蒲田の羽根つき餃子も大満足。
アルバム、都市の旋律
わたくしの愛する東京の街歩きについて語りましたが、東京発の現代ポスト・インストバンド、前田紗希と矢野聖始による“流れるイオタ”が、5作目のフルアルバム「都市の旋律」を2024年10月23月にリリースします🕊
このアルバムは、東京モノレールの全駅を舞台に、それぞれの街の風景や雰囲気を音楽で表現した
ユニークなミュージック・ツーリズム作品になっています。
流れるイオタは、歌のない音楽を日常に広めたいという思いから、このアルバムを制作しました。(今作はゲストが歌っています!) 歌のない音楽というジャンルを知らない人でも、街歩きと合わせて楽しんでもらいたいという願いが込められています。
⇩トラックリスト⇩
01 浜松町、動き出す街の鼓動
02 天王洲アイルの静寂
03 大井競馬場デイライト
04 流通センターを抜けて
05 昭和島ノスタルジー
06 整備場パッシングバイ (feat. Rica)
07 天空橋アクロス
08 第3ターミナル、ニューヨークへ
09 新整備場ライト&ダーク
10 第1ターミナルの雨音 (feat. 松崎 和訓)
11 羽田空港第2ターミナル – 旅の終わりと始まり (feat. 小畑 仁)
皆さん、ぜひ「都市の旋律」をチェックしてみてください!
▶︎配信リンク: https://lnk.to/9tAPyv1m
Spotify(クリックすると音楽が流れます)
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