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昭和島は、夜の人口ゼロというユニークな特徴を持つ島である。

そこには都会の喧騒から離れ、静寂の中で自分自身と向き合うことができる特別な引力がある。 

 

東京モノレールの車両基地とリムジンバスの車庫

昭和島駅のホームに降り立つと、まず目に飛び込んでくるのは、東京モノレールの車両基地である。

普段何気なく利用している電車が数多く停泊しており、時にはメンテナンスの様子を間近で見ることができる。

さらに駅の近くにはリムジンバスの車庫も見える。

まるで乗り物たちが一日の仕事を終えて安らぐ場所を見ているような気がする。

まさに、乗り物の「帰る場所」というべきか。

 

夜の人口ゼロの島

島内には、公園や会社がぽつぽつと点在しているものの、あまり生活感が感じられない

それもそのはず、この島の夜は人口がゼロなのである。

運河に囲まれた島は、穏やかな水面が太陽の光を反射してキラキラと輝いているが、

同時にどこか寂しさも感じられる。

 

異世界に迷い込んだような感覚

都心からわずかな距離であるにも関わらず、昭和島は都会の喧騒から完全に切り離された空間である。

夜の静けさは、肌で感じることができるほど。

まるで異世界に迷い込んだような感覚すら覚える。

 

ノスタルジックな駅舎

昭和島駅舎や駅周辺は、どこか懐かしい雰囲気が漂っている。

時間の流れがゆっくりと進んでいるかのような、ノスタルジックな風景が広がっている。

この静けさの中にこそ、現代社会で失われつつある何か大切なものがあるのかもしれない。

 

都会の喧騒から離れて

静かな空間の中で、自分自身と向き合うことで、新たな気づきやアイデアが生まれるかもしれない。

車両も、人間も、次のステップへと繋がる休息を得ることができるだろう。

やっぱりここは「帰る場所」なのだ。


アルバム、都市の旋律

わたくしの愛する東京の街歩きについて語りましたが、東京発の現代ポスト・インストバンド、前田紗希と矢野聖始による“流れるイオタ”が、5作目のフルアルバム「都市の旋律」を2024年10月23月にリリースします🕊

このアルバムは、東京モノレールの全駅を舞台に、それぞれの街の風景や雰囲気を音楽で表現した

ユニークなミュージック・ツーリズム作品になっています。

流れるイオタは、歌のない音楽を日常に広めたいという思いから、このアルバムを制作しました。(今作はゲストが歌っています!) 歌のない音楽というジャンルを知らない人でも、街歩きと合わせて楽しんでもらいたいという願いが込められています。

⇩トラックリスト⇩
01 浜松町、動き出す街の鼓動
02 天王洲アイルの静寂
03 大井競馬場デイライト
04 流通センターを抜けて
05 昭和島ノスタルジー
06 整備場パッシングバイ (feat. Rica)
07 天空橋アクロス
08 第3ターミナル、ニューヨークへ
09 新整備場ライト&ダーク
10 第1ターミナルの雨音 (feat. 松崎 和訓)
11 羽田空港第2ターミナル – 旅の終わりと始まり (feat. 小畑 仁)

皆さん、ぜひ「都市の旋律」をチェックしてみてください!

▶︎配信リンク: https://lnk.to/9tAPyv1m

Spotify(クリックすると音楽が流れます)

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